「火災」だけじゃない!?火災保険は◯◯保険だったというお話。
こんにちは。
ゼロゼロ物件、ひらかたの大家さんです。
今回は火災保険のお話。
火災保険は〇〇保険!?
賃貸住まいの方からマイホームにお住いの方、もちろん不動産のオーナーさんもみんなが加入している火災保険。多くの方が加入している割には、内容がよく分からないままなんとなく加入しているという方や、火災保険は火災の時だけ補償される、と思われている方も多いのでは?Wikipediaにはこう記載されています。
火災保険(かさいほけん)は損害保険の一つで、建物や建物内に収容された物品(住宅内の家財用具、工場などの設備や商品の在庫など)の火災や風水害による損害を補填する保険である。名称は「火災保険」であるが、多くの商品には「風災」や「水災」の補償がセットされているため実際は「災害保険」である。
そうなんです。名称は「火災保険」ではありますが、火災保険は火災だけでなく風災や水災、その他の補償もセットになっている場合が多いのです。
「火災保険は災害保険である!」
ここ、テストに出るから覚えておくように(笑)
それにしてもなぜ火災保険という名称なのでしょうか。謎ですね。
火災保険のパンフレットを見ると、火災、落雷、破裂・爆発、風災、ひょう雹災、雪災、水ぬれ、盗難、水災、破損、汚損等 など、どんだけ~と言いたくなる程の項目があり、それぞれどんな場合に損害保険金の支払対象となるのか事細かい説明が記載されています。
この中で自分の物件にはどんな補償が必要で、必要無いのかを検討する必要があります。それだけではなく、保険は建物と家財に分かれており、特約として様々な補償を付加することも出来ます。
ひと言で火災保険といってもとっても奥が深い。
「火災保険は災害保険だ」ということは学びました。しかし、被害に合えば何でも補償される!という訳ではありません。
雨漏りは火災保険で補償される?
先日、実家で雨漏りが発生しました。
雨漏り=水災だ!火災保険で対象になっていた気が…と思いがちですが、ちょっと待った!
水害(水災)とは、水による災害の総称。洪水、高潮など水が多すぎるために起こる災害の総称。
洪水、浸水、冠水、(水を原因とした)土石流、山崩れ、崖崩れ(がけくずれ)などがこれに含まれる
このように、雨漏りは水に関する災害とは言え水災ではないのですね。
では、次はどうでしょう。
雨漏り=水ぬれだ!水ぬれは火災保険の対象になっていた気が…。確かに例として、水道管の破損によって、天井や壁紙が汚れてしまったなどと書かれていいますので雨漏りももちろん対象になる!と思いがちですが、実は台風や強風と無関係に起こった雨漏りは火災保険の対象外になることが多いのです。
ですので、うちの場合も今回の雨漏りは火災保険の対象外と言われ補償はされませんでした(´;ω;`)
まとめ
とはいえ、ここ最近自然災害が多発しています。災害はいつ自分の身に降りかかるか分かりません。そんないざという時に頼りになるのが火災保険。しっかり検討して自分の物件にあった火災保険を選びたいですね。
いざという時に頼りになる火災保険ですが、ネットやパンフレットを見ても自分に合ったプランが分からない、本当に今の保険内容でしっかり補償がカバー出来ているのか心配になりますよね。
次回のブログでは、わたしが火災保険の更新の際に実際に行ったことをご紹介します。
今回はこの辺で。ではまた!